12月2日 街道を歩き 憩亭を訪ねる第5弾として大門を歩きました
備陽史探訪の会と福山市の共催で、今回は「2018年度福山市文化財めぐり」の一環として
大門駅を基点として周辺の辻堂(憩亭)などを徒歩で見学しました。
田口会長の挨拶の後、今日の講師である福山市文化振興課の唐津さんによる全体的な説明がありました。
寒くもなく、暑くもない最適なコンディションの中、出発し最初に向かったのは
小高い住宅地の中にある観音堂と呼ばれる憩亭。普通の吹き放しのものと違い
三方壁で囲った珍しいものです。
江戸時代の福山と笠岡を結ぶ笠岡街道まで上がり説明がありましたが、現在では車も通らないような道です。
眺望もよく昔の雰囲気が残っていそうで是非通ってみたい感じです。
辻の堂まで降りてきましたが、かなり傷んでブルーシートがかけられています。
修復も検討されているようですが、なかなかままならないとのこと。
枝広城址を見ながら解説があり、浜の堂へ。完全に破壊され、石仏のみが残っています。
現在は海からは相当遠い場所ですが、江戸時代の干拓まではここが浜でした。
最後に宮之峠阿弥陀堂を見学。笠岡街道の峠、要衝の場所で、道しるべ・常夜灯とのペアでよく残っています。
帰りの途中にあった郷頭端橋梁。山陽本線北側の水を南に抜くための水を通すための隧道です。
つまり山陽線より北に降った雨は全てこの隧道に集まるため、周囲はよく水につかったとのこと。
大門駅で解散。唐津さん、文化振興課の皆さんありがとうございました。
https://bingo-history.net/archives/19871https://bingo-history.net/wp-content/uploads/2018/12/IMG_6390-1024x768.jpghttps://bingo-history.net/wp-content/uploads/2018/12/IMG_6390-150x100.jpg活動報告備陽史探訪の会と福山市の共催で、今回は「2018年度福山市文化財めぐり」の一環として 大門駅を基点として周辺の辻堂(憩亭)などを徒歩で見学しました。 田口会長の挨拶の後、今日の講師である福山市文化振興課の唐津さんによる全体的な説明がありました。 寒くもなく、暑くもない最適なコンディションの中、出発し最初に向かったのは 小高い住宅地の中にある観音堂と呼ばれる憩亭。普通の吹き放しのものと違い 三方壁で囲った珍しいものです。 江戸時代の福山と笠岡を結ぶ笠岡街道まで上がり説明がありましたが、現在では車も通らないような道です。 眺望もよく昔の雰囲気が残っていそうで是非通ってみたい感じです。 辻の堂まで降りてきましたが、かなり傷んでブルーシートがかけられています。 修復も検討されているようですが、なかなかままならないとのこと。 枝広城址を見ながら解説があり、浜の堂へ。完全に破壊され、石仏のみが残っています。 現在は海からは相当遠い場所ですが、江戸時代の干拓まではここが浜でした。 最後に宮之峠阿弥陀堂を見学。笠岡街道の峠、要衝の場所で、道しるべ・常夜灯とのペアでよく残っています。 帰りの途中にあった郷頭端橋梁。山陽本線北側の水を南に抜くための水を通すための隧道です。 つまり山陽線より北に降った雨は全てこの隧道に集まるため、周囲はよく水につかったとのこと。 大門駅で解散。唐津さん、文化振興課の皆さんありがとうございました。 Sera taisera@pluto.dti.ne.jpEditor備陽史探訪の会