道上地域の地域史を訪ね歩く【報告】3月10日【徒歩例会】
3月10日に道上学区民大学郷土の歴史科との共催で徒歩例会「道上地域の地域史を訪ね歩く」が行われました。
77名の方が参加されました。
共催の「道上学区民大学郷土の歴史科」代表よりご挨拶。
講師は城郭研究部会長の坂本氏です。
小雨の中を歩きつつ、「十三軒屋」などの地名の由来や長年水害に悩まされたことなど、この地方ならではの歴史が解説されます。
亀山遺跡に到着。ここでは古代史の専門家、篠原副会長による説明が行われました。
雨などによりスケジュールが押し気味となったため、護国寺で昼食をとることになりました。
午後には雨も止みスケジュールも回復。中谷廃寺(道上小学校)に向かいます。
中谷廃寺のすぐ近く、浄光寺裏手には道上地区で唯一と思われる中世の宝篋印塔の残欠があります。
浄光寺境内です。浄光寺の前身となる「浄香庵」などについての説明が行われました。
江戸時代に起きた農民騒動の中心人物「小林嘉忠治」の墓です。「義人」として扱われる嘉忠治の実像を文献から解き明かす丁寧な説明が行われました。
茅葺きの四ツ堂です。これ以外にもこの周囲には多くの四ツ堂があります。
大国主神社。地元では出雲さんと呼ばれています。
正戸山城の一部であったと思われる丘には非常に貴重な中世の地蔵墓があります。
正戸山城跡。昭和5年にこの周囲で陸軍特別大演習が行われ、昭和天皇がここから総監されました。山頂には記念碑が建てられています。
正戸山城を降りて例会は終了ですが…
ほとんどの方は出発地のフジグランに戻りますので、実質的に例会は続き、お召列車の臨時駅が設けられた跡などを見学しました。ここから昭和天皇は白馬に乗って正戸山城に向かったのだそうです。
https://bingo-history.net/archives/7664https://bingo-history.net/wp-content/uploads/2013/03/IMG_8611.jpghttps://bingo-history.net/wp-content/uploads/2013/03/IMG_8611-150x100.jpg活動報告例会 3月10日に道上学区民大学郷土の歴史科との共催で徒歩例会「道上地域の地域史を訪ね歩く」が行われました。 77名の方が参加されました。 共催の「道上学区民大学郷土の歴史科」代表よりご挨拶。 講師は城郭研究部会長の坂本氏です。 小雨の中を歩きつつ、「十三軒屋」などの地名の由来や長年水害に悩まされたことなど、この地方ならではの歴史が解説されます。 亀山遺跡に到着。ここでは古代史の専門家、篠原副会長による説明が行われました。 雨などによりスケジュールが押し気味となったため、護国寺で昼食をとることになりました。 午後には雨も止みスケジュールも回復。中谷廃寺(道上小学校)に向かいます。 中谷廃寺のすぐ近く、浄光寺裏手には道上地区で唯一と思われる中世の宝篋印塔の残欠があります。 浄光寺境内です。浄光寺の前身となる「浄香庵」などについての説明が行われました。 江戸時代に起きた農民騒動の中心人物「小林嘉忠治」の墓です。「義人」として扱われる嘉忠治の実像を文献から解き明かす丁寧な説明が行われました。 茅葺きの四ツ堂です。これ以外にもこの周囲には多くの四ツ堂があります。 大国主神社。地元では出雲さんと呼ばれています。 正戸山城の一部であったと思われる丘には非常に貴重な中世の地蔵墓があります。 正戸山城跡。昭和5年にこの周囲で陸軍特別大演習が行われ、昭和天皇がここから総監されました。山頂には記念碑が建てられています。 正戸山城を降りて例会は終了ですが… ほとんどの方は出発地のフジグランに戻りますので、実質的に例会は続き、お召列車の臨時駅が設けられた跡などを見学しました。ここから昭和天皇は白馬に乗って正戸山城に向かったのだそうです。水野藤十郎 umino@kokokoi.comEditor備陽史探訪の会