1996年06月01日

古墳講座Ⅲ―備後の古墳を訪ねて―

1996年6月1日発行

古墳講座Ⅲ―備後の古墳を訪ねて―
○潮崎山古墳の位置

備後地域の母なる川―芦田り||―の下流域、芦品郡新市町に、備後南部では最古と考えられる古墳が残されています。

新市町相方字汐首に所在する「潮崎山古墳」がそれです。

芦田川の支流である神谷川が合流するあたりからやや下流、南側の丘陵の尾根の先端部にこの古墳は築かれています。

下の平地からの比高差は約50m。芦田川にせりだした形の尾根であることから、川の北側からもよくその位置のわかる古墳です。

初期の古墳の築造は、その支配する集落のよく見える高い位置に認められるといわれますが、まさしくこの潮崎山古墳の立地は、集落を見下ろすと同時に、集落からもあおぎ見る存在である、「首長の基Jの性格をよく表しています…


<目次>

  • 潮崎山古墳の位置
  • 古墳の形
  • 周辺地図
  • 実測図
  • 古墳の外部施設
  • 古墳の主体部
  • 古墳の副葬品
  • 古墳の年代
  • 前期古墳から出土する「三角縁神獣鏡」について
    1. 「三角縁神獣鏡」とは
    2. 魏の鏡か、国産の鏡か
    3. 「三角縁神獣鏡」を持つ古墳の築造の意味

 
 
古墳講座Ⅲ―備後の古墳を訪ねて―