備陽史探訪の会の武器庫探索(その3)

いろいろ紹介したいもの山積みなのじゃが、今日は雨なので、身近にあったものにしてみたのじゃが。

真弧(マーコ)なるものじゃ。

いわゆる「実測図用竹製かたどり器」であり、正規品は大きさにもよるが1万~3万ほどする。備陽史探訪の会のはオリジナルじゃ。オリジナルグッズで紹介した方がよかったかのぉ。

真弧(マーコ)

真弧(マーコ)

これは、中世石造物調査&講演会で当会がお招きした元興寺文化財研究所の佐藤亜聖先生にご教授いただいて、技術担当T氏が作成したものじゃ。

詳しい制作過程は備陽史探訪の会のサイトの真弧についてのっておるぞよ。

真弧の使い方

使い方はこのように遺物に押し当てて、型取りをして、スケッチブックにこの婉曲した部分を写しとる作業をするのじゃ。

備陽史探訪の会の中世石造物の調査では、そのうち本格使用が予定されておる。

※マーコはもともと外国語で、それに真弧という漢字を当てはめられ、現在は通称「マコ」と呼ばれることも多い。正式にはマーコである。

おもしろ参考ページ:「調査員のおすすめ逸品」

※なお、↑上の記事にある金属製マーコであるが、当会員のK氏は精緻な金属製マーコをオリジナル制作をされておるのじゃ。もし石造物調査でご一緒することあらば、是非見せてもらうがよろしかろう。まことに天晴れじゃ。

※上記写真の真弧は当会事務局にて保管しておるので、会員には貸し出し可能じゃよ。

                        【水野日向守】

https://bingo-history.net/wp-content/uploads/2019/03/img_1-7.jpghttps://bingo-history.net/wp-content/uploads/2019/03/img_1-7-150x100.jpg管理人事務局だよりいろいろ紹介したいもの山積みなのじゃが、今日は雨なので、身近にあったものにしてみたのじゃが。 真弧(マーコ)なるものじゃ。 いわゆる「実測図用竹製かたどり器」であり、正規品は大きさにもよるが1万~3万ほどする。備陽史探訪の会のはオリジナルじゃ。オリジナルグッズで紹介した方がよかったかのぉ。 真弧(マーコ) これは、中世石造物調査&講演会で当会がお招きした元興寺文化財研究所の佐藤亜聖先生にご教授いただいて、技術担当T氏が作成したものじゃ。 詳しい制作過程は備陽史探訪の会のサイトの真弧についてのっておるぞよ。 使い方はこのように遺物に押し当てて、型取りをして、スケッチブックにこの婉曲した部分を写しとる作業をするのじゃ。 備陽史探訪の会の中世石造物の調査では、そのうち本格使用が予定されておる。 ※マーコはもともと外国語で、それに真弧という漢字を当てはめられ、現在は通称「マコ」と呼ばれることも多い。正式にはマーコである。 おもしろ参考ページ:「調査員のおすすめ逸品」 ※なお、↑上の記事にある金属製マーコであるが、当会員のK氏は精緻な金属製マーコをオリジナル制作をされておるのじゃ。もし石造物調査でご一緒することあらば、是非見せてもらうがよろしかろう。まことに天晴れじゃ。 ※上記写真の真弧は当会事務局にて保管しておるので、会員には貸し出し可能じゃよ。                         【水野日向守】備後地方(広島県福山市)を中心に地域の歴史を研究する歴史愛好の集い