昨年より会の事業として検討を進めていた福山城三の丸物見櫓跡案内板の内容が決まり、作成を行いました。
地権者のご要望から、案内板のサイズは高さ70cm、幅40cmとなっています。
![案内板フレームの構成](https://bingo-history.net/wp-content/uploads/2022/04/IMG_20220412_140505a-768x1024.jpg)
まずは鋼材をサイズで切断します。なお、部材はスチールのL字アングルと角パイプ、3箇所のクランプで構成されています。
![溶接の様子](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns=%22http://www.w3.org/2000/svg%22%20viewBox=%220%200%201024%20768%22%3E%3C/svg%3E)
部材の重なり部分を切断・調整して溶接します。溶接はDIYが趣味で溶接機をお持ちの元会員の方にお願いしました。
![プラサフを吹いた状態](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns=%22http://www.w3.org/2000/svg%22%20viewBox=%220%200%20768%201024%22%3E%3C/svg%3E)
脱脂後、プラサフ(プライマー・サーフェイサー)を吹きます。
![シーリング](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns=%22http://www.w3.org/2000/svg%22%20viewBox=%220%200%20768%201024%22%3E%3C/svg%3E)
念を入れて、溶接の隙間を変成シリコンでシーリングしておきました。
![現地でフィッティング](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns=%22http://www.w3.org/2000/svg%22%20viewBox=%220%200%201024%20768%22%3E%3C/svg%3E)
設計をメジャーによる実測のメモから行ったため、寸法に間違いがないか現地でフィッティングしてみました。
![部材の干渉を確認](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns=%22http://www.w3.org/2000/svg%22%20viewBox=%220%200%201024%20768%22%3E%3C/svg%3E)
案の定、設計ミスで部材(クランプ)が干渉することがわかりました。なお、この段階で色確認のため、軽く塗装しています。
![干渉部分をカット](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns=%22http://www.w3.org/2000/svg%22%20viewBox=%220%200%201024%20768%22%3E%3C/svg%3E)
部材の干渉部分をカットしました。クランプの取り付け位置が想定より10mmほど下になっていたため、5mmほど取り付け場所に干渉していました。
![塗装](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns=%22http://www.w3.org/2000/svg%22%20viewBox=%220%200%201024%20768%22%3E%3C/svg%3E)
塗装します。色は国土交通省の景観に配慮した道路附属物等ガイドラインに準じてダークブラウンにしています。
以上で架台部分は完成。
三の丸物見櫓跡案内板作成への道のり2に続く。
案内板復元図の作成過程は以下をご参照ください。
復元図完成までの道のり
https://bingo-history.net/archives/25830https://bingo-history.net/wp-content/uploads/2022/04/IMG_20220421_125657-1024x768.jpghttps://bingo-history.net/wp-content/uploads/2022/04/IMG_20220421_125657-150x100.jpg管理人事務局だより昨年より会の事業として検討を進めていた福山城三の丸物見櫓跡案内板の内容が決まり、作成を行いました。
地権者のご要望から、案内板のサイズは高さ70cm、幅40cmとなっています。 まずは鋼材をサイズで切断します。なお、部材はスチールのL字アングルと角パイプ、3箇所のクランプで構成されています。 部材の重なり部分を切断・調整して溶接します。溶接はDIYが趣味で溶接機をお持ちの元会員の方にお願いしました。 脱脂後、プラサフ(プライマー・サーフェイサー)を吹きます。 念を入れて、溶接の隙間を変成シリコンでシーリングしておきました。 設計をメジャーによる実測のメモから行ったため、寸法に間違いがないか現地でフィッティングしてみました。 案の定、設計ミスで部材(クランプ)が干渉することがわかりました。なお、この段階で色確認のため、軽く塗装しています。 部材の干渉部分をカットしました。クランプの取り付け位置が想定より10mmほど下になっていたため、5mmほど取り付け場所に干渉していました。 塗装します。色は国土交通省の景観に配慮した道路附属物等ガイドラインに準じてダークブラウンにしています。 以上で架台部分は完成。 三の丸物見櫓跡案内板作成への道のり2に続く。 案内板復元図の作成過程は以下をご参照ください。
復元図完成までの道のり管理人 tanaka@pop06.odn.ne.jpAdministrator備陽史探訪の会![備後地方(広島県福山市)を中心に地域の歴史を研究する歴史愛好の集い](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns=%22http://www.w3.org/2000/svg%22%20viewBox=%220%200%20210%20140%22%3E%3C/svg%3E)