鈴木工務店構内の福山城外堀石垣
先般、前を通った時に「あれれ、今まで無かったのに説明板が設置してある!」という事に気付いたので、ちょっと紹介します。
説明板が新たに設けられたのは、福山城から東100メートル位の㈱鈴木工務店駐車場内にある福山城石垣遺構で、かつて福山城東三の丸の外堀に面していた石垣の一部なのですが、石垣遺構といっても、大半は地中に埋まっており、地表から僅かに石垣の上面が覗き、それが7、8個一直線に並んでいるだけなので、まさか石垣遺構だと思わず、只の敷石と勘違いされ、説明板を設置した同社の鈴木社長によると、実際に「邪魔でしょう。取っ払ってしまえば」と言われたこともあったそうだ。
しかし、この石垣は北隣に残る市史跡の北御門外桝石塁跡と共に、往時の福山城の東端を知るうえで貴重な遺構で、説明板には福山城の絵図入りで、そのことが分かり易く解説されており、また末尾の添え書きに見学者に対する同社の気遣いを感じますね。
https://bingo-history.net/archives/22184https://bingo-history.net/wp-content/uploads/2019/04/0002.jpghttps://bingo-history.net/wp-content/uploads/2019/04/0002-150x100.jpg事務局だより先般、前を通った時に「あれれ、今まで無かったのに説明板が設置してある!」という事に気付いたので、ちょっと紹介します。 説明板が新たに設けられたのは、福山城から東100メートル位の㈱鈴木工務店駐車場内にある福山城石垣遺構で、かつて福山城東三の丸の外堀に面していた石垣の一部なのですが、石垣遺構といっても、大半は地中に埋まっており、地表から僅かに石垣の上面が覗き、それが7、8個一直線に並んでいるだけなので、まさか石垣遺構だと思わず、只の敷石と勘違いされ、説明板を設置した同社の鈴木社長によると、実際に「邪魔でしょう。取っ払ってしまえば」と言われたこともあったそうだ。 しかし、この石垣は北隣に残る市史跡の北御門外桝石塁跡と共に、往時の福山城の東端を知るうえで貴重な遺構で、説明板には福山城の絵図入りで、そのことが分かり易く解説されており、また末尾の添え書きに見学者に対する同社の気遣いを感じますね。管理人 tanaka@pop06.odn.ne.jpAdministrator備陽史探訪の会