11月4日【ぶら探訪】備中・備後の国境に「滝山城」を訪ねる

国境にそびえる滝山城跡

立地と構造
滝山城は、国境に築かれた山城であり、山腸道を見下ろし、芦田川に合流する高屋川が形
成した平野を一望できる。山陽道沿いには、滝山城以東に戸木荒神山城( 下出部町)、鎌田城( 上
出部町) などが近距離で連なっている。
城跡は、畑地であったり採石の跡があるなど後世の変容が多々見られるが、主郭には野面(のずら)積みの石垣が、主郭の北西面には護岸列石などが残り、見どころである。石垣を築造することで主郭をより堅固にしようとしたと想像される。
歴史と伝承
滝山城の最も古い伝承によると、明めいおう応元年(1491) に宮みや義兼が居城しており、その後、天文 年中(1532 ~ 1555) 毛利氏の姻戚である宍し しど戸孫六郎が居城したと伝わる。永禄12年(1569) に毛利勢より神辺城を奪取しようと試みた藤井晧玄の反乱に先立って、晧玄は永禄11 年(1568) 本拠地正霊山城の出城高屋城と神辺城を結ぶライン上に近い滝山城を攻めたと言われる。城の西南にあたる西迫地区で大規模な合戦となり、城主宍戸孫六郎は討ち死にし、その後は、毛利氏に服属した宮みやしもうさ下総入道応政が居城したと伝わる。

【主な見学地】

  1. 田上公民館
  2. 天満塚古墳・天満宮跡
  3. 頭塚(こうべえ様)
  4. 滝山城跡
  5. 田上公民館
  6. 滝山合戦場跡
  7. 五輪塔群
  8. 武将墓

募集要項

実施日11月4日(土)
集合時間午前9時00分( 受付開始8時45分)
福山駅8:09 -子守唄の里 高屋駅8:34 の気動車が利用できます。
集合場所「井原鉄道」子守唄の里高屋駅
参加費100円(会員)
300円(一般)
募集人数25名
講師原田寛雄(副会長)
申込方法ネットでのお申込みは以下の「参加する」をクリック!
その他小雨決行、歩きやすい靴・服装で。終了時刻12時ごろ。
(子守唄の里高田駅12:26 -福山駅12:50)

参加する

行事に関するご質問などは「お問い合わせフォーム」より、お問い合わせください。

【子守唄の里高屋駅】

https://bingo-history.net/wp-content/uploads/2016/03/f8923be8fae228c05a41d019da1f2ae6.jpghttps://bingo-history.net/wp-content/uploads/2016/03/f8923be8fae228c05a41d019da1f2ae6-150x100.jpg管理人行事案内バックナンバー立地と構造 滝山城は、国境に築かれた山城であり、山腸道を見下ろし、芦田川に合流する高屋川が形 成した平野を一望できる。山陽道沿いには、滝山城以東に戸木荒神山城( 下出部町)、鎌田城( 上 出部町) などが近距離で連なっている。 城跡は、畑地であったり採石の跡があるなど後世の変容が多々見られるが、主郭には野面(のずら)積みの石垣が、主郭の北西面には護岸列石などが残り、見どころである。石垣を築造することで主郭をより堅固にしようとしたと想像される。 歴史と伝承 滝山城の最も古い伝承によると、明めいおう応元年(1491) に宮みや義兼が居城しており、その後、天文 年中(1532 ~ 1555) 毛利氏の姻戚である宍し しど戸孫六郎が居城したと伝わる。永禄12年(1569) に毛利勢より神辺城を奪取しようと試みた藤井晧玄の反乱に先立って、晧玄は永禄11 年(1568) 本拠地正霊山城の出城高屋城と神辺城を結ぶライン上に近い滝山城を攻めたと言われる。城の西南にあたる西迫地区で大規模な合戦となり、城主宍戸孫六郎は討ち死にし、その後は、毛利氏に服属した宮みやしもうさ下総入道応政が居城したと伝わる。 【主な見学地】 田上公民館 天満塚古墳・天満宮跡 頭塚(こうべえ様) 滝山城跡 田上公民館 滝山合戦場跡 五輪塔群 武将墓 募集要項 実施日 11月4日(土) 集合時間 午前9時00分( 受付開始8時45分) 福山駅8:09 -子守唄の里 高屋駅8:34 の気動車が利用できます。 集合場所 「井原鉄道」子守唄の里高屋駅 参加費 100円(会員) 300円(一般) 募集人数 25名 講師 原田寛雄(副会長) 申込方法 ネットでのお申込みは以下の「参加する」をクリック! その他 小雨決行、歩きやすい靴・服装で。終了時刻12時ごろ。 (子守唄の里高田駅12:26 -福山駅12:50) 参加する 行事に関するご質問などは「お問い合わせフォーム」より、お問い合わせください。 【子守唄の里高屋駅】備後地方(広島県福山市)を中心に地域の歴史を研究する歴史愛好の集い