10月7日【ぶら探訪】大佐山白塚古墳を歩く 開催
大佐山白塚古墳は標高188mの大佐山頂上付近にあり備後南部の古墳では最も高いところにある大型古墳ですが、今回『なかなか行けない古墳シリーズ第三回』として訪れました。
この古墳は昔から注目されていて、江戸時代の地誌である『西備名区』に次のように記述されています。
大佐山
此山に白塚の宿と言處あり。此辺りに石室多し。其大なるを白塚と云ふ。入口三尺計、奧入四五間計、両側切石畳み上ヶ、上に大石を居へ、下は石畳也。
今日の講師は古代史部会の湯川さんです。電車の中で寝過ごして次の駅まで行ってしまうハプニングはありましたが、無事時間通り到着。
説明の後出発です。
戸手の家並みを抜け谷沿いを大佐山に向け登ります。気候も涼しくなり快適な山歩きです。
大佐山白塚古墳に到着、さっそく見学です。
講師の湯川さんの説明を受けながら、参加者は続々石室へ。
古墳の上からは神辺平野(旧穴の海)や蔵王山、その向うのJFEまで見えます。
眼下には二子塚古墳とその丘陵が広がり、そう言う場所にこのような古墳が造られた理由などを議論しながら楽しい時間が過ごせました。
主墳の下には階段状に陪塚が配置され大きなものは七つほど確認できました。
講師の湯川さんの解説の後山を下りましたが、こういう機会でもないとなかなか行けない古墳を見学出来たぶら探訪でした。