11月13日【創立40周年記念歴史講演会】備後と足利氏 開催
「足利氏は鞆に興り、鞆に滅ぶ」と言われるように備後は、室町幕府の将軍家であった足利氏と深い係わりがあ
ります。また、足利氏の一族で、「御一家衆」と呼ばれた渋川氏は、南北朝時代以来、備後に所領を持ち、戦国時代
には、三原市八幡の美生の小童山城を築き、一時、戦国大名として大きな勢力を持ちました。今回は、この足利氏
と備後のかかわり等を、新進気鋭の中世史家である、東京大学の谷口雄太先生にわかり易く解説して頂きました。
コロナで延期を余儀なくされていましたが、ようやく開催のはこびとなりました。
会場はローズコム。山岡さんの司会、田口会長の挨拶、講師の紹介などの説明があり、
谷口雄太先生の説明で日本中各地方が分立していたような室町時代であっても
室町時代を通して渋川氏などの足利家一門が権威を持ち続け、日本全体は統合を維持していたこと、
備後における渋川家や守護の実態など理解が進みました。
最後に原田副会長の謝辞により講演会は終了し、祝賀会に移りました。
https://bingo-history.net/archives/25272https://bingo-history.net/wp-content/uploads/2021/11/IMG_2423-1024x683.jpghttps://bingo-history.net/wp-content/uploads/2021/11/IMG_2423-150x100.jpg活動報告「足利氏は鞆に興り、鞆に滅ぶ」と言われるように備後は、室町幕府の将軍家であった足利氏と深い係わりがあ ります。また、足利氏の一族で、「御一家衆」と呼ばれた渋川氏は、南北朝時代以来、備後に所領を持ち、戦国時代 には、三原市八幡の美生の小童山城を築き、一時、戦国大名として大きな勢力を持ちました。今回は、この足利氏 と備後のかかわり等を、新進気鋭の中世史家である、東京大学の谷口雄太先生にわかり易く解説して頂きました。 コロナで延期を余儀なくされていましたが、ようやく開催のはこびとなりました。 会場はローズコム。山岡さんの司会、田口会長の挨拶、講師の紹介などの説明があり、 谷口雄太先生の説明で日本中各地方が分立していたような室町時代であっても 室町時代を通して渋川氏などの足利家一門が権威を持ち続け、日本全体は統合を維持していたこと、 備後における渋川家や守護の実態など理解が進みました。 最後に原田副会長の謝辞により講演会は終了し、祝賀会に移りました。 Sera taisera@pluto.dti.ne.jpEditor備陽史探訪の会