4月バス例会ミステリーツアー
「後鳥羽伝説紀行」
「承久の乱」で隠岐に流された後鳥羽上皇は史実では播磨から備前美作を経由して隠岐に遷幸されたことになっています。
ところが、備後地方には、古くから後鳥羽上皇に関する不思議な伝説が伝わっています。備前美作を通って隠岐に向かったのは上皇の「偽者」。本物の上皇は尾道辺りに上陸され、吉舎を通って高野で一冬過ごされ、山越えに出雲仁多に出て、隠岐に渡られたと伝えています。
上皇が「よきやどりかな」と言われたことから「吉舎」の地名が生まれ、高野町には御所となった功徳寺、通過された「王居峠」「王貫峠」などの伝説地が残っています。今回はこのミステリーじみた伝説を皆さんと一緒に検証してみたいと思います。
「後鳥羽伝説」はまた、推理作家内田康夫の「浅見光彦」シリーズの最初の小説となったことでも有名です。事件はJR三次駅の殺人事件から始まり、高野町新市の旅館や庄原の七塚原などが舞台になり、私の古い友人らしい「車掌」の「新祖」なる人物も登場します。
見学地やコースなど、検討中ですが、戦国末期に建てられた県内最古の農家「堀江家住宅」(国重文)、映画「もののけ姫」の鉄山師のモデルではないかといわれる名越家の豪壮な「古家間屋敷跡」、上皇の御所となったと伝える「功徳寺」、江戸初期の建築とされる国重文「荒木家住宅」などを訪ね、今までの例会とは一味違った楽しい史跡ツアーにしたいと思っております、ご期待ください。

平成22年4月18日実施(雨天決行)

講師田口義之会長

1、集合場所
福山駅北口観光バスのりば
2、集合時間
午前7時30分
3、募集人員
44名
4、参加費
会員3500円・非会員3800円(貸切バス代・資料代他実費)
5、申し込み方法
下記のサイトからお申し込みください

備陽史探訪の会公式サイト
http://www3.plala.or.jp/big-eye/

※申し込み後1両日中にこちらからのメールがない場合は、申し訳ございませんが再送してください

※定員に達し次第締め切ります
6、備考
弁当飲み物持参、歩き易い服装でご参加ください
3日前までのキャンセルはキャンセル料不要ですが、3日から2日前までは1000円、前日のキャンセルは参加費の半額、当日のキャンセルは参加費の全額を申し受けます
※病気・事故・ご親族のご不幸によるキャンセルはこの限りではありません。
7、主な目的地
①後鳥羽上皇遷幸伝説ルート
尾道・吉舎(国道184号線)・仁賀(県道61号)・王居峠・王貫峠(国道432号線)
②功徳寺
後鳥羽上皇行宮伝説地、蔀山城主多賀山通続墓など
③高野町新市
旧高野町の中心市街地、内田康夫「後鳥羽伝説殺人事件」の舞台の一つ
④国重要文化財「堀江家住宅」
17世紀初頭の建築と言われ、「広間型三間取り」と呼ばれる古い形式を残す
⑤国重要文化財「荒木家住宅」
堀江家住宅とともに中国山地を代表する17世紀代建築の住宅
⑥庄原市史跡「古家真屋敷跡」
鉄山師名越家の権勢を今に伝える屋敷跡、城郭に見まがうような石垣が残る