2006年10月12日

10月歴史講座のご案内

「古代吉備の政権交替」
岡山県東部に位置する赤磐市(旧山陽町)には、岡山県下第三位の規模を誇る「両宮山古墳」があります。墳丘の全長二〇六m、高さ四二mの前方後円墳。墳丘くびれ部の両側に作り出しを、周囲には複数の陪塚を持ち、二重の濠に囲まれた優美な古墳です。
赤磐市を含む備前のエリアでは、古墳時代中期の初めに金蔵山古墳(岡山市)が築かれた後は大型の古墳の築造は途絶えてしまいます。代わって登場するのが、備中エリアの造山・作山の超大型前方後円墳です。
両宮山古墳は、この造山・作山の後に築かれました。しかも、その場所は備前のエリアでも東部に移っています。日本書記が伝える「吉備の反乱」に関連する古墳として有名な両宮山古墳ですが、最近の発掘調査の結果も踏まえて、五世紀の後半代に吉備の地方で何が起ったのか考えてみます。
《日時》 10月21日(土)
午後2時より
《場所》市民参画センター
《講師》網本善光さん(古墳部会長)