3月13日【緊急山城調査】芋原の大スキは古代山城茨城か?実施

広島県福山市加茂町北山に集落を取り囲むようにある溝。

古代山城茨城説と戦国期滝山合戦関連城説がある。

今回、古代山城研究会の研究者の方々と遺構確認に行ってきました。

https://bingo-history.net/wp-content/uploads/2023/03/20230313_104847-768x1024.jpghttps://bingo-history.net/wp-content/uploads/2023/03/20230313_104847-150x100.jpg行事管理活動報告広島県福山市加茂町北山に集落を取り囲むようにある溝。 古代山城茨城説と戦国期滝山合戦関連城説がある。 今回、古代山城研究会の研究者の方々と遺構確認に行ってきました。備後地方(広島県福山市)を中心に地域の歴史を研究する歴史愛好の集い
福山市北部に位置する加茂町北山は、神石郡の高原地帯から、南部平野部に標高が下がる直前にあり、神辺平野

福山市北部に位置する加茂町北山は、神石郡の高原地帯から、南部平野部に標高が下がる直前にあり、神辺平野、福山市街地、瀬戸内海、瀬戸大橋まで見る事が出来る場所です。
北山の芋原には、集落を囲む溝が確認されており、備陽史探訪の会が平成七年に発行した『山城探訪』で溝の位置図とともに取り上げられています。

古代山城研究会から5名、備陽史探訪の会から4名、福山市文化振興課から2名、地元広瀬公民館から2名、山

古代山城研究会から5名、備陽史探訪の会から4名、福山市文化振興課から2名、地元広瀬公民館から2名、山陽新聞の記者が遺構を確認していきます。
遺構がよく残る場所で、古代山城研究会の研究者の方から実測値と想定される土塁の高さの説明を受けます。
我々が溝としていた地形は、土塁と説明されています。
説明をきいていると、目の前に古代山城が見えてくるようです。

全てを確認して回る事は出来ませんでしたが、踏査後、広瀬公民館にて意見交換をしました。それぞれの意見、

全てを確認して回る事は出来ませんでしたが、踏査後、広瀬公民館にて意見交換をしました。
それぞれの意見、感想の後、古代山城研究会代表の向井氏から、
古代山城の特徴的な形をしている遺構が確認でき、古代山城である可能性が高い。
一部の判断出来ない部分については、引き続き調査しましょう。と総括されました。

1300年前の古代山城 茨城 かもしれない遺構が、こんなに残っているなんて…参加者の方々は、興奮状態

1300年前の古代山城 茨城 かもしれない遺構が、こんなに残っているなんて…
参加者の方々は、興奮状態のまま帰途へ
今回の調査に向け、地元の方々との交渉などを担当した備陽史探訪の会の森原さん、古代山城研究会の皆さまには、詳細な事前調査と各研究者の方々の率直なご意見、ありがとうございました。