2012年06月11日

山野町中世石造物調査【報告】6月10日

6月10日、山野町方面の中世石造物調査を行いました。9:00に加茂町に集合し総勢20名で車を連ね山野町に移動します。今回は高尾(こおおん)と大原の2ヶ所を調査しています。

1ヶ所目は山野町高尾(こおおん)の石塔群です。

山野町高尾の石塔群

山野町高尾の石塔群

ここはここは「東坊」と呼ばれる中世の寺院跡といわれています。江戸時代の記録では「宮弾正」の銘が入った五輪塔があるとの記録がありますが、現地では風化のためか判別できませんでした。宝篋印塔・五輪塔が大小計20あまり並んでいます。

山野町大原の石塔群

山野町大原の石塔群

続いて、山野町大原の石塔群です。こちらは宝篋印塔・五輪塔が大小計50あまり並んでいます。中でも注目されるのが「白壁」の銘がある宝篋印塔でこの文字は現在も確認することができます。そして、白壁は宮氏「五代」元盛の戒名であり、しかも、古くて大きな宝篋印塔のうち「5番目」に並んでいることから、ここには歴代宮氏の墓石が並んでいる可能性が高いようです。

大原石塔群の案内図

大原石塔群の案内図

大原の石塔群には案内板があります。

大原石塔群の調査風景

大原石塔群の調査風景

高さや特徴を記録していきます。

大原石塔群位置を見る

大原石塔群位置を見る

調査は午前中には修了。お疲れさまでした。


より大きな地図で 山野町高尾の石塔群 を表示


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