8月バス例会
柳井市の史跡めぐり

中世商業都市の地割り今に伝える山口県柳井市の白壁の重要伝統的建造物群保存地区は、意匠的にもすぐれた白壁の土蔵が建ち並び、訪れる者を古の時代へいざなってくれます。
近くには国の史跡「茶臼山古墳」があります。全長90mの前方後円墳を復元。全体を葺き石と145基もの大きな埴輪で覆われた様子は、圧巻です。
現在、歴史民族研究部会では、各地の「重要伝統的建造物群保存地区」について学習していますが、その学習の一環として、このたび柳井市へのバス例会を開催します。ぜひ、ご参加ください。
【実施日】8月1日(日)※雨天決行
※午前中は、茶臼山古墳と隣接の資料館を見学。 午後から、伝統的な町並みを歩く予定です。 歩行は短距離ですが、帽子など暑さ対策をお願いします。
※昼食・飲物は各自でご持参ください。
※7時45分には出発します
※帰着予定 午後7時30分頃
【集合時間】午前7時30分
【集合場所】JR福山駅北口観光バス乗り場
【参加費】(会員)4,000円・(一般)4,300円
【募集人数】45名
【講  師】種本 実(歴史民族研究会)
【申込方法】
7月25日までに 事務局宛にFAX・Eメールもしくは田口会長宅へ電話(084-953-6157)
8月バス例会 主な探訪予定地
茶臼山古墳&資料館
全長90m、後円部径60m、前方部幅55m、後円部高さm。4世紀末から5世紀初めの築造。明治25年に銅鏡5枚が発見された。このうち特筆されるのは、わが国最大級の単頭双胴怪獣鏡(面径44.8cm、東京国立博物館蔵)である。平成3年から発掘調査を行った結果、後円部が三段・前方部が二段に築かれていたこと、古墳全体が葺石で覆われていたこと、竪穴式石室が二基造られていたこと、古墳の平坦面には145基の埴輪が立て並べられていたことも確認され復元された。埴輪で覆われた巨大な古墳は、支配者の権威の象徴してそびえていたことであろう。付設の資料館では、古墳の詳細や朝顔形埴輪や円筒形埴輪、出土した鏡や剣などの説明が詳しく伺える。

「白壁の町並み」散策コース
★商家資料館むろやの園
2階建の土蔵造りの商家。最盛期には、20石から125石船を50隻も抱えて、西は九州五島列島から、東は大阪と手広く商取引を行い、西日本でも有数の油商であった。敷地は細長く、間口は東西に約20m、奥行きは南北に約119mもあり、わが国に現存する町屋のなかで最大級のものである。屋敷内の建物は、主屋、本蔵、勘定蔵、米蔵、油絞り場、中間部屋、道具部屋、馬小屋、長屋など全部で11棟も現存し、江戸時代から明治にかけての、豪商の貴重な生活用品が数多く残っていて目を見張る。

★国森家住宅(重文)
土蔵造りの商家。正面の戸が「ぶちょう」と呼ばれる板戸で3枚に分かれ、上の1枚は日中内側に吊り下げ、下の2枚は柱に彫られた溝に沿って取りはずし、店先をオープンにして、油の原料である菜種の取引をしていた当時の屋敷が復元されている。土戸や隠し階段、四天柱状の「二重梁式和小屋組み」という造りが特徴の一つである。

★湘江庵(しょうこうあん)
境内の柳は5代目。由来は豊後の国の般若姫が欽明天皇の皇子・豊日命(後の用明天皇)に見染められ船で上京の途中、里人に井戸の清水を頂き、姫は、お礼に楊枝を井戸の傍らに差すと、一夜にして芽をふき、柳の木になった。この柳と井戸を結びつけて「楊井」の地名が生まれ、のち「柳井」に変わったという。

他に
★松島詩子記念館(明治時代の貴重な洋風建築・旧周防銀行本店の建物を活用)
★般若寺(日本で5番目に古い鐘がある)
★甘露醤油の蔵
など、訪ねます。