2009年10月22日

備陽史探訪の会11月例会

下道氏と金田一耕助に出会う旅
倉敷市に合併した真備町は吉備真備の出身地として、また、巨石墳の「箭田大塚古墳」で有名な地域で、吉備を代表する「下道氏」の故地です。最近「勝負砂古墳」の調査では、未盗掘の竪穴式石室が見つかりました。また、探偵小説作家の横溝正史が疎開しており、この地で名探偵金田一耕助の登場する『本陣殺人事件』や『獄門島』が執筆されました。
今年、勝負砂古墳が岡山県の指定史跡になり、さらには金田一耕助ゆかりの記念イベントが開催されます。下道氏の本拠地を金田一耕助と共に逍遥してみてはいかがですか?

【実施要項】
《実施日》 11月1日(日)
※雨天決行
《集合時間》午前8時15分
(30分には出発します)
《集合場所》
福山駅北口観光バス乗場
《講師》  網本善光さん(古墳部会部会長)
《申し込み》事務局へ電話・メールで。
mail:b-tan-kai@009191.com
《参加費》 会員 3500円一般3800円
《その他》
「金田一耕助ラリーブック」(300円)と昼食の「金田一耕助弁当」(正式には「横溝正史疎開宅弁当」)代金を含む料金です。ラリーブックと昼食が付いてこの会費は絶対お得です。参加しないと損ですよ!
《主な探訪予定地》
▼勝負砂古墳…倉敷市真備町下二万に所在する全長約42mの前方後円墳。岡山大学考古学教室が発掘調査し、未盗掘の竪穴式石室(長さ3.5m、幅約1.1m、高さ約0.7m)が見つかった。五世紀後半の築造と推定されている。岡山県指定史跡。
▼二万大塚古墳…同じく下二万に所在する全長38mの前方後円墳。後円部頂には石室天上石が数個露出しており、横穴式石室の存在が想定されている。六世紀中頃の築造。
▼横溝正史疎開宅…横溝正史が昭和20年(1945)から三年半、疎開生活を送った家。ここで名探偵金田一耕助が誕生し、数々の傑作が執筆された。
▼真備ふるさと歴史館…横溝正史の遺品や再現された書斎がある。また、岡田藩の古文書を約二千点保存。江戸時代の村の支配、産業おこしの工夫などがわかる貴重な記録だ。
▼真備歴史民俗資料館…真備地区に残された遺跡、遺物から古代の様相を展示する「大昔の人々が残したもの」と、ひと昔前の農具・生活用具を展示する「おばあさんおじいさんのくらし」の二つで構成された資料館。西山古墳出土の特殊器台が圧巻。
▼下道氏墓…吉備真備の祖母を火葬にした銅製骨蔵器(重文)が発見された場所。国史跡。
▼國勝寺…矢掛町東三成に所在する真言宗の寺院。寺宝として上記の銅製骨蔵器を所蔵する。ツバキの巨木(町天然記念物)でも有名である。

※10月から、「巡・金田一耕助の小径 ミステリーウォーク」のイベントが開催されます。ラリーブックで十六ヶ所のチェックポイントを見つけ出し、それぞれのポイントにある文字をチェック。また、五カ所のクイズポイントでクイズの正解を探し記入。チェックポイントの十六文字を並べ替え、一つの文章にしたものと、クイズの正解をラリーブック添付のはがきに記入して郵送すると、抽選で豪華な景品が当たります。網本講師はこの観光イベントのアドバイザーなのでこっそりヒントがもらえるかも!